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ジャパンシリーズ後半戦突入。永田隼也に注目。

ウイングヒルズからの夏休みを終えて、いよいよジャパンシリーズも後半戦に突入です。
ダウンヒルのチャンピオン争いは、Gクロスホンダのふたりに絞られた感がありますが、ウイングでは丸ちゃんが待望の初勝利。今期4人目のウイナーとなりました。

ウイングで3位にはいった隼也にも注目です。富士見では金曜日のタイムセッションから絶好調。決勝前には表彰台宣言まで飛び出たものの決勝ではパンクで8位に終わりました。「パンクしなかったら、絶対に表彰台乗れましたよ。そう、書いててくださいよ」
レース後に、そんなことを言う隼也を「そんなこと言ってたら誰でもそうやろうもん(笑)」と軽くあしらっていたのですが、次戦の田沢湖で隼也はあっさりと2位に入賞。あっけなく表彰台の壁を破ったのでした。
緑山出身の隼也にとって、縦の動きが多い田沢湖というのは、相性の良いコースらしいのですが、それにしても驚かされた田沢湖でした。

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そして翌週の全日本選手権、17歳の隼也はジュニアカテゴリーへの出場です。もちろんガチガチの本命。それでも優勝して世界選手権の出場権を確実にしたい隼也は、いつもより随分と安全策をとり決勝を走りました。しかし、これが裏目にでたのか、練習では何てことなかったセクションで転倒。リカバリーに時間をとられてしまい、かなりのタイムをロスしてしまいました。本人いわく「かなりドキドキでした」そうです。
そんなハプニングもありましたが無事にジュニアのチャンピオンと世界戦の出場権を獲得しました。今年の世界戦が初めての海外レースとなる隼也。mbのインタビューには「今年の世界戦は周りのレベルとかコースの難易度を経験するのが目的。勝負は来年です」と語ってくれました。

ジャパンシリーズ第4戦ウイングヒルズ、実は隼也にとってウイングは鬼門なのでした。怪我からの復帰戦となった昨年のウイングで、隼也は予選落ち。そのためウイングには相当の苦手意識をもっているようです。特に「雨が降ると、ただの素人になってしまう(本人談)」そうで、レース1週間前に練習に来ていた時も、いつもとは違い弱気でした。レースウイークに突入しても天候は安定せず、土曜日のタイムセッションは雷雨によりキャンセルとなってしまいました。

土曜日とはうって変わって、レース当日は晴天となりました。ドライとウエットが混在する路面に隼也はタイヤ選択を迷っていたようですが、予選はトップの亮君から1.8秒遅れの4位で無事通過。昨日のタイムセッションがキャンセルになってしまったため、自分のタイムが一体、どのくらいのレベルなのか全くわからず、不安なまま予選に出走した隼也でしたが、やっと少しプレッシャーから解放されたようでした。決勝では2秒近くタイムを縮め3位入賞。昨日までは苦手だと思っていたウイングでも表彰台を獲得したのでした。チャンピオン争いをする直樹と亮君にとっても、隼也の存在はきっと軽視できないものになっているに違いありません。ましてや、隼也のチームはGクロスに比べればプライベートチームに近いものですし、バイクも昨年モデルなのですから。

青森2連戦の2つ目になるモヤヒルズは、隼也が「得意だから狙っていきますよ。期待してください」と公言するコースです。この末恐ろしい高校生ライダーの初優勝を今シーズン中に目にすることができるのでしょうか。それでは、青森2連戦の1つ目「大鰐(おおわに)」に行ってきます。次回の更新は来週になると思います。

2005-09-07-23:51